【国際】直径31kmの巨大インパクトクレーター がグリーンランドの氷河の下に発見ー隕石の衝突が地球環境に影響があるのか?

デンマーク・コペンハーゲン大学の研究チームは、北極圏に位置するグリーンランドの氷床の下に、隕石が衝突してできた直径31キロもの巨大なクレーターを発見した。グリーンランドが厚い氷で覆われた最後の氷河期時代にできた地形だと考えられている。

コペンハーゲン大学デンマーク自然史博物館地理学センターが14日付で米科学誌『サイエンス・アドバンシズ』に発表した論文によると、2015年7月、グリーンランド北西部のハイアワサ氷河を上空からとらえたレーダー画像を分析中、厚さ930メートルの氷の下に、円形にくぼんだ地形が存在することを発見した。

約1万2000年前に隕石が衝突?

そこで翌2016年7月に現地を訪れ、氷河が溶けてできた川底に堆積している岩石や砂粒を採取して地質学的構造を詳しく調べた結果、激しい衝撃と高熱を受けて変成した石英を多数発見。

ハイアワサ氷河は最後の氷河期にあたる約1万1700年前から1000年前にかけてできたと考えられていることから、巨大なクレーター地形はその期間に墜落した隕石によってできたものだと結論づけた。

研究グループによると、クレーターの直径は31.1キロ、底の深さは500メートル以上にわたり、中心部分は周囲より50メートルほど盛り上がっているほぼ平坦な地形だという。これだけの巨大なクレーターができるには、隕石の大きさは直径1キロ近く巨大なものと推定される。

地球上には、6000万年前にメキシコのユカタン半島に落ちた隕石による直径180キロのクレーターをはじめとする巨大なクレーターが25個存在し、それらは「インパクトクレーター」と呼ばれている。今回、グリーンランドで見つかったクレーターも、それらに肩を並べることは間違いなく、研究グループは隕石の衝突が、グリーンランドの氷河や地球環境にどのような影響を及ぼしたか研究を進めたいとしている。

引用元:https://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/2/7/27292.html

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